エクステリアの一種である「カーポート」の種類について!詳しくご紹介

カーポートの種類について!詳しくご紹介

エクステリアの一種である「カーポート」の種類について!詳しくご紹介

エクステリアには、さまざまな種類のものがあります。カーポートは、車を所有されている方にとって、大きな存在ではないでしょうか。しかし、初めてだとどのような種類があるのかなどわからないことも多いかと思います。そこで今回は、カーポートの種類をはじめ、ガレージとの違いなどについても詳しくご紹介します。

カーポートとは

カーポートとは

カーポートとは、屋根だけで構成されている壁のない車庫のことを指します。車を屋外に駐車していると、さまざまな問題が発生します。それらの問題から、大切な車を保護できるのがカーポートなのです。主に以下のような問題を解消できます。

夏の強い日差しからの車内温度の上昇

真夏の時期に起こりやすいのが、直射日光による車内温度の上昇です。駐車している状態であれば、どれだけ車内の温度が高くなってしまっても問題はないでしょう。問題となるのは、いざ運転をするとなったときです。車内の温度が高い状態ですと、運転し始めてから快適な温度になるまでにかなりの時間がかかってしまいます。場合によっては運転し始めることが難しいほどの高温になってしまうことも考えられます。

ハトやカラスなどの鳥のフン被害

ダメージが思っている以上に大きいのが、鳥のフンによる被害です。代表例はハトやカラスなどですが、いずれにしても車のフロントガラスやボディにフンがついてしまうと、きれいに落とすための洗車作業が必要になります。手間や時間がその都度発生してしまうと、非常に厄介です。カーポートがあれば、カーポートが身代わりの役割を果たしてくれます。

雨や雪

雨や雪によって車のボディが汚れてしまうと、せっかくきれいにした状態であっても台無しになってしまいます。とくに、洗車直後に雨や雪が降ったときのショックは、経験者であればおわかりになるのではないでしょうか。雪の場合には運転するまでに除雪作業が発生する可能性もあるので、雨や雪が一切触れない状態で駐車できることには意味があります。

カーポートの種類

カーポートには、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。屋根の形状には、大きく分けて以下の2種類にわかれます。

アール型

アール型は、緩やかなカーブ状の屋根をしたカーポートです。強度が高い傾向にあるのですが、雨風は浸入しやすいです。かまぼこのような形状ですので、とくに頂点部分は雨や風が入りやすい箇所となります。コストがフラット型よりも抑えられることと、雪が落ちやすい形状であることがメリットです。

フラット型

その名のとおり、屋根が平らな形状をしているカーポートです。屋根の外観が一直線ですので、スタイリッシュな印象を与え、おしゃれなカーポートにしたいという方に人気があります。アール型に比べると雨や風が浸入しにくい形状です。その分、アール型よりも高コストの傾向があります。雪が積もった際は、自然に落ちることは少ないため、溶けるのを待つか、雪落とし作業をしなければなりません。

屋根材の種類

カーポートの屋根部分に使用する屋根材にも、いくつかの種類があります。主な種類としては以下の4種類があげられます。

ポリカーボネート

近年、カーポートの屋根材として主流になりつつある素材です。プラスチックでありながらも強度が高く、温度変化で変形することが少ないというのが特徴です。紫外線のカット性能も高く、なかには車内の温度上昇を抑える効果の高いものも存在しています。多くの方が採用している屋根材ではないでしょうか。

FRP板

繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)を略してFRPといいます。プラスチックやガラス繊維を混ぜることによって高い強度を誇る複合素材です。バリエーションがいくつかあり、燃えにくいタイプのものや熱戦を遮断する効果のあるものなどが存在しています。

スチール折板

スチール折板には、耐荷重性と遮熱性に優れているという特徴があります。雪が多く降る地域であれば、カーポートに積もる雪の重量に耐えられるかというのが屋根材を選ぶ重要なポイントとなるでしょう。スチール折板であれば最適です。丈夫で強度に定評がありますので、耐荷重性が高いカーポートをお望みの方におすすめです。

アルミ形材

アルミ形材の最大の特徴は、「さびに強い」という点です。雨などの水分によってさびてしまうと、見た目や性能に影響が出てしまいます。アルミ形材は、ほかの素材と比較してもさびない確率の高い素材となっています。

ガレージとの違い

車庫には、ガレージというものもあります。カーポートとの違いがあることは知っていても、どういった部分が異なるのかについてご存じない方が少なくありません。主な違いとしては以下のとおりとなります。

構造

カーポートとガレージでは、構造に決定的な違いがあります。カーポートは駐車スペースに設置するだけですので、それほどスペースを必要とはしません。一方でガレージの場合、正面以外は壁で囲うことになりますので、カーポートよりも広い面積が必要となります。また、工事のボリュームは圧倒的にカーポートのほうが少ないのです。

防犯性

カーポートはあくまでも屋根部分だけを覆います。ガレージは、壁とシャッターで車を完全に守り抜くことが可能です。そのため、防犯性に関してはガレージのほうが優れています。一方、カーポートは誰でも容易に車に接近することが可能です。

まとめ

車をお持ちの方にとっては、どのようなエクステリアにしようか迷ってしまう部分かと思います。ガレージよりも気軽に設置可能なのがカーポートですので、とくにこだわりがないのであればおすすめです。設置に関して不明点がある際は、「G BOX」へお気軽にご相談ください。茨城県や千葉県など多くのエリアを対象としておりますので、まずはお問い合わせください。

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