エクステリア工事で押さえておきたい門扉の役割！

エクステリア工事で押さえておきたい門扉の役割！デザインの選定方法も紹介

門扉はエクステリアの一部です。住まいの顔とも呼ばれており、取り付ける門扉によって建物の印象が変わります。おしゃれでスタイリッシュな門扉を設置して、快適な住まいを構築しましょう。

今回の記事では門扉について、3つの役割やデザインの選び方について詳しく解説します。エクステリア工事をお考えの方は、この記事を参考にしてください。

門扉の設置を検討する際には、はじめに門扉の役割をチェックしておきましょう。ここでは、門扉の3つの役割についてご紹介します。

1つ目の役割は飛び出しによる交通事故を防ぐことです。小さな子どもは、興味のある方へ飛びついてしまう傾向があります。住宅が通りに面している場合、飛び出しによって重大な事故に巻き込まれる恐れがあるでしょう。門扉を設置すれば、飛び出しによる事故を事前に回避ができるので安心です。

2つ目の役割はプライバシーを守ることです。門扉を取り付けていないと、外から住宅の様子が丸見えになってしまうでしょう。周囲の目線が気になってしまい、部屋で落ち着くのが難しくなってしまいます。門扉を設置すれば外から中の様子が見えにくくなり、プライバシーが守られるでしょう。

3つ目の役割は防犯対策です。門扉を設置しないと、玄関への侵入が容易になり、空き巣や強盗などの被害に遭う危険性が高まるでしょう。門扉を設置すれば玄関への侵入を防げます。

最近ではリモコンで操作する電気錠の門扉が販売されています。防犯性の高い門扉を設置すれば、安心して生活を送れるでしょう。

門扉を取り付ける際には、最初にエクステリアのデザインを決めましょう。主なデザインと特徴は以下の通りです。

クローズデザインとは、敷地と道路が接している部分や近隣の住宅と接している部分などを閉じてしまうデザインのことです。門扉だけではなく門柱や塀なども外からは見えないように設置します。

クローズデザインのメリットはプライバシーを保てることです。近隣住民を気にせずに、庭でプライベートな時間を過ごせるでしょう。一方で、閉塞感が出る恐れもあるため、カラーバランスを慎重に検討するとよいでしょう。

オープンデザインとは敷地と道路を仕切らないタイプのデザインのことです。門扉は取り付けずに表札、ポスト、インターホンなどを塀や門柱に設置します。

オープンデザインのメリットは開放的な雰囲気を構築できることです。一方で防犯性は低いため、プライバシーの確保を考えなければなりません。

セミクローズデザインとは、オープンとクローズの両方を取り入れたデザインのことです。一般的な住宅ではセミクローズデザインを採用する傾向にあります。

セミクローズデザインのメリットはオープンとクローズのそれぞれのメリットを生かせることです。プライバシーを保ちながらも開放的な雰囲気を構築できるでしょう。

エクステリアのデザインを決めたら、門扉のイメージを決めます。主なイメージは以下の4つです。

ナチュラルとは、自然の中で見かけるようなカラーを使用した配色イメージです。名前の通り自然や素朴などのイメージを与えます。毎日の生活の中でリフレッシュした雰囲気を持ち続けたい方におすすめのイメージです。

ナチュラルな門扉を設置するには木目調のデザインがよいでしょう。木、石、植栽などを取り入れることでナチュラルなイメージを構築できます。

カジュアルには何気ない、さりげない、くだけたという意味が含まれています。エクステリアでは、レンガや天然石などの自然素材を用いたスタイリッシュなイメージのことをカジュアルと呼びます。さまざまなカラーを組み合わせながら、曲線を主体にしたデザインにするとよいでしょう。

カジュアルな門扉を設置するには白をベースにして、赤や青などのカラーをワンポイントで使うのがおすすめです。

エレガントとは上品なイメージのことです。エレガントなエクステリアとしてヨーロピアンテイスト、南欧風などが挙げられます。エレガントな門扉を設置するには、ベージュをベースカラーにしながらレンガやアイアンなどを用いるとよいでしょう。

シンプルモダンとは都会的なクールさやシャープさを取り込んだイメージのことです。重厚感のある素材に軽快さをプラスさせるのがよいでしょう。直線を主体にしたデザインにするのがポイントです。

シンプルモダンな門扉にするには金属、コンクリート、石材などの硬質なイメージがある素材を使いましょう。グレーや白をベースにして、ステンカラーの表札やカーボートを組み合わせると無機質でシャープな印象を構築できます。

門扉には事故や犯罪から守る役割があります。クローズデザインやセミクローズデザインのエクステリアをお考えの方は門扉を設置しましょう。門扉を設置する際には、あらかじめイメージを決めておくことがおすすめです。

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